そろそろ梅雨の時期になりますね。
梅雨になると、何だか身体が重かったり、下痢になったり、頭痛がしたりといった体調不良
になる人が増えます。
それには実は原因があり、主な原因は、湿邪(しつじゃ)になることだと言われています。
これは、人間の体内の3分の2は水分で出来ていて、その中の水分が体内を上手く循環することで
あらゆる機能が正常に働きます。
そして、その水分は食べ物や飲み物から摂取しており、汗や、おしっこなどで排出しています。
それらを上手く出来ない時に、体内に余分な水分が上手く出来ないことが、この湿邪の原因となります。
特に梅雨期はその症状が出やすいので、そうならないための健康管理、食事、運動などのポイントを載せておきます。
この記事の目次
梅雨の健康管理で大事なこととは?
梅雨時は、先ほど言った湿邪だけでなく、体調不良を起こしやすい大きな原因があります。
それは、気温の変化が激しく、体温の調節が上手くとれないことから起こります。
朝から気温が上がり、暑くなってきたかと思えば、雨が降り、気温が一気に下がる。
かと思えば、カラッと晴れて気温が上昇して暑くなる。
このような急な変化に身体がついていけず、風邪を引いたり、身体が重く感じることがあります。
こうした変化に備えて、一日外に出る時は、その時は暑くても、一枚ひっかけるものを持っていくなど、寝る時もいつでも上にかけられる布団を用意しておくようにしましょう。
梅雨の健康に良い食事とは?
梅雨時の体調不良の大きな原因は、湿邪(しつじゃ)だと漢方的に言われています。
これは体内に余分な水分がたまり、上手く発散出来ていないことが原因でなります。
その主な原因は、外からの影響と内からの影響があり、
外からは、じめじめしていたり、まさに日本の梅雨期がそれにあたります。
内は、体質もあるけど、冷たいもの、甘いもの、生ものの食べ過ぎな人がなりがちです。
その湿邪が引き起こす主なトラブルは・・・・
からだのだるさ、下痢、食欲不振
外からの影響への対策
湿気で覆われることで汗が出にくくなるので、発散作用のあるしょうが、ネギ、さんしょう、にんにくなど。
ゆずやらっきょうなども良い。
内への対策
もともと水分の代謝が悪い人はこの時期に、悪い水分を身体に溜め込みがちになり、頭痛、吐き気、重だるさなどを起こしがちです。そうした人は、胃腸を整える、お米や長芋、かぼちゃを食べたり、利尿作用のある、そら豆、大豆などの豆類を摂るようにしましょう。
食べ物の不摂生で、冷たいもの、生もの、甘いものが好きでよく食べている人は、「寒湿」かんしつになりやすく、冷え性や下痢などを起こしている人が多いです。こうした人は身体を暖める、にんにく、ニラ、ネギ、しょうががおすすめです。
また逆のタイプとして身体に熱を持ってて、脂っこいものや香辛料が好きな人は、「湿熱」しつねつになりやすく、ニキビ、のどの渇き、ネバネバの排出物、口臭を起こしやすいです。これらに当たる人は、きゅうり、大根、昆布、トマトを摂るようにしましょう。
梅雨の健康にどういった運動が良い?
先ほどいったように、梅雨時の体調の悪さの原因は、余分な水分を溜め込んでしまっていることが大きいです。
なのでそれをしっかりと排出していくことが必要となってきます。
それに一番効果のあるのは汗を流すことです。
軽い運動は血の巡りも良くして、汗をながせるので一番おすすめです。
ウォーキングやジョギングが一番効果のあり、手っ取り早いので、最低20,30分など時間を決めて
無理のない運動をしましょう。
ただ、この時期は雨で外に出れないことも多いので、室内で出来る簡単な運動、その際のポイントを
載せておきます。
ラジオ体操などの簡単なエクササイズ
曲に合わせてすることで、リラックス効果があり、疲れがとれやすい。
自律神経の働きを整える。
簡単な筋トレ
スクワットや腹筋など簡単な筋トレを無理ない程度に行う。
特にふくらはぎは全身への血液を上手く循環させるポンプ的な役割を担っているとされているので、ふくらはぎの筋肉を刺激するような筋トレは体調を良くするのに良いとされています。
運動後には、お風呂につかることをおすすめします。
お風呂に入ることで発汗を促し、余分な水分を排出出来るので先ほどいった梅雨の体調不良の原因となる湿邪に効果があります。
まとめ
梅雨時だけでなく、上で書いたことは年中当てはまることです。
普段からこうした食事や運動などに気をつけているだけで、特に原因もわからない体調不良がなくなってきます。
病院に行くほどでもないけど何だか体調が優れないって方は是非試してみて下さい。
日々を充実させるためには、健康は欠かせないことですからね。
是非頑張りましょう^^